京都、天橋立にある文珠荘松露亭の朝食は松葉ジュースで始まります。もちろん部屋食です。前の晩おなかいっぱい食べましたが、松露亭は朝食も大変美味しいのです。主要なもののみですが、写真でご紹介。訪問時期は2016年夏です。
松葉ジュース
なんといいましょうか、体の中から清浄化されるような味。少し青臭いけれど、青汁なんかとはまったく違うのです。自家製ということでしたが、どうやってつくるのでしょうね?
鯖のへしこ
気に入ったのは鯖のへしこですね。鯖をぬか漬けにした、福井や石川を中心に日本海側で食べられる保存食。松露亭が近い京都の若狭付近も名物です。とても塩辛いのですが、滋味深い、日本ならではの味わいです。
若狭がれい
若狭が近いですので、焼き物は若狭ガレイ。きちんと骨もとってあります。肉厚ふっくらで美味しい、薄めの塩加減もかれいにあいます。
だし巻卵
こちらも出来立てのだし巻、染おろしで。そりゃもう当たり前以上の美味しさ。
赤米のおかゆ(薬膳風)
白いご飯も用意されていますが、赤米の薬膳風のおかゆが朝食の名物となっています。僕は雑穀系のおかゆが苦手なので食べませんでしたが、お好きな方にはたまらないのでしょう。同行者は大変喜んでいました。
全体として美味しさはもちろんのこと、宿泊者の健康に大変気を使われている印象でした。
夕食のみならず、朝食も相当にレベルが高いです。
昼食は縄屋を予約しているのに、こんなに食べていいのでしょうか?(笑)
少しでもお腹を空かせるためには、天橋立の松林を散歩がおすすめです、気分最高ですね。