鮨 ばんど; ランチのおまかせですし匠系の握り寿司を堪能できます@新宿御苑・東京

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四谷のすし匠といえば、親方の中澤氏がハワイの高級ホテルに支店をだして、そちらに移られたり、数多くの弟子を育て、またそれら独立店がどこも大人気の、いままさに隆盛を極めています。

そのすし匠系のお寿司屋さんは、確かに美味しいお店も多いのですが、価格も平均して2万円以上、ランチ営業なし、寿司とつまみを交互に出すユニークスタイル故に、お茶でお寿司を堪能したい自分としては、足が遠のきがちでした。

ところが今年になって、すし匠系の人気店、新宿にありミシュランにも掲載された匠 達広が、その姉妹店(支店)として、握り中心のお店を出したと聞きつけ、伺ってみました。それが今回ご紹介する鮨 ばんどです。

鮨だねなどの仕込みは全て本店の匠 達広で行っているとのことで、基本的には同じ味ということです。

ちなみに、新宿からは15-20分歩きますので(疲れました)、新宿御苑駅からのアプローチがおすすめ。

今回はお昼に伺って、一番値ごろなランチのメニューのお決まり握りをいただきました。

鮨 ばんどのランチお決まり@5500円

春子
いわし
白いか
ひらめ昆布〆
こはだ
づけ
中トロ
いくら手巻き
車海老
さば
金目鯛あぶり
(順不同、覚えている順)
以上、計11カンにわかめの味噌椀(やや濃すぎたかも)。品書きには10カン、玉子、巻物、お椀と表記があったのですが、多少構成が異なりました。これに追加で3つほど頼んで、税込み7000円と少しでした。すし匠系の味が楽しめると思えばかなりリーズナブル

鮨 ばんど 鮨 ばんど

柚子と黄身おぼろで仕上げた春子、軽く〆たイワシ、肉厚の白いかに包丁を入れ柔らかく仕上げたもの、小さな手巻きで仕上げる薄味のいくらなど、美味しくいただきました。

鮨 ばんど 鮨 ばんど

鮨 ばんど  鮨 ばんど

酢飯は赤酢でしたが、酸っぱすぎず、硬すぎず、バランス派で好ましい仕上がり。

一方で、いくつかの点において、例えば、握りの流れが微妙だなとか(締めにあなごや、巻物、たまごがでなかった、メニューには表記がありましたが・・・)、鮨だねや酢飯の温度がやや不安定だったことなど、修正してほしい点も散見されました。

鮨 ばんど 鮨 ばんど

鮨だねの仕入れや、酢飯は本店との兼ね合いがあり、なかなか変更するのが難しいこともあるかとは思いますが、温度などはぜひ改善してほしいところではあります。

とはいえ、声の通った非常に気持ちの良い接客で気分よく過ごせましたし、総合的にはすし匠系の握りを十分に楽しめましたし、再訪しようと思える水準でした。

すし匠系の握りを堪能したい方は、ぜひどうぞ。

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