やっぱりお鮨は美味しいね、ということで新しいお店の開拓をしてまいりました。銀座にある鮨 さかもと、今年の4月に開店ということで、まだ新しい。
ですが、ネットの評判もよろしいし、西銀座の数寄屋橋交差点からも近いという立地の良さで、非常に行きやすい。
ということで、1週間ほど前にネット予約をして、ランチのお決まりの握りをいただいてまいりました。
ネット予約が出来るのはとても便利ですね。
こちらのお店は地下にあります。階段を下りていくと、御香の匂いかな、和の雰囲気が漂います。店内は銀座標準のすっきり仕上げのカウンターのみ。
鮨 さかもと@ランチのお決まり(5400円)
2017年11月のお昼の握りは以下の通り
ぎんなん(先付)
松皮かれい
ぶりのづけ
まぐろ赤身づけ
大トロ(蛇腹)
さば
車海老(茹で上げ)
すみいか(塩とすだち)
ほたて
うに
あなご
巻物(かんぴょう)
たまご
しじみの赤だし
以上、10かん、巻物1/2, 玉子と味噌椀
正直、かなりのお値打ち、リーズナブルというか、安いです。ちょっとびっくり。
まぐろだって、茹で上げの海老だって、うにだって、どれもなかなか上質。握ってもらっている間に、え、それは隣じゃないの?(隣の人は1万円とおぼしき握りを召し上がられていた)と思うようなレベルでした。
お好みで食べたら、とろと、海老と、うにだけで5000円くらいしそうな勢いです。
握りも大振りで十分にお腹がいっぱいになりました。
こちらの素晴らしいところは、上質のタネを使っているよ、というのはもちろんですが、たとえば、海老のすり身の生地とプリン生地2層の玉子焼きであるとか、追加でいただいたダシにつけた薄味のいくらであるとか、赤酢だけどキレがあるアルデンテな酢飯だとか、どこの系統に似ているとかそういうことのない個性的な仕事が非常に美味しく出来ていることです。
あえていえば、楕円形のお鮨が倒れやすかったり、赤だしのお椀が大きすぎる気がしたり、ガリはもう少し改善できるかもって思ったりしたこともないわけではありません。
御主人の無口さも、それによって生じるかなり静かな店内の雰囲気も、好みが分かれるかもしれません。
でも、それらは些細な問題で、こちらのお店の評価を下げるようなものではないのです。
そうそう、明朗会計であるところも素晴らしい。追加注文してもきちんとレシートが出るので、価格がわかります(お好みの追加は安くはありませんが)。素晴らしい。
価格と予約方法
お昼のおきまりは、お鮨の数によって5000, 8000, 10000円。こちらは握りだけ。
これに、つまみのついたおまかせが12000円でした(2017年11月現在)。
夜は15000円と18000円のようです。これはつまみ込みですね。
予約方法は2名以上ならば一休でネット予約が可能です。
ただし一休は2名からになるので、1名の場合は電話予約となります。
まとめ
今回いただいたランチのお決まりはかなりお得です。
上質な寿司種、きれのある酢飯、個性を感じる仕事どれも水準が高く、この価格であれば人気が出ると思います。予約困難にありそうな気配があります。
で、そうなると値上げに走るお店が多いですので、そこが心配(苦笑)。
まぁ、今の内容が開店記念的な意味合いのサービスなのかなとも思いますが。
おすすめのお店です。