トゥールダルジャン東京でランチの鴨料理とフォアグラ三皇帝風

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こんにちは。湯吉です。昨日に引き続きトゥールダルジャンでのランチのお話。

トゥールダルジャン東京店のランチ訪問記とお得な予約方法。
トゥールダルジャン東京店の2017年6月ランチの訪問記と予約方法、行き方など。ミシュラン1つ星老舗グランメゾンのアールヌーボー仕様のダイニングルームは一見の価値があります。

今回は9000円のランチコースをベースにアラカルトからいくつか料理を入れ替えてもらうという構成になっています。

トゥール・ダルジャン東京2017年6月のランチ

前菜
・トゥールダルジャン特製 フォアグラ三皇帝風 (+2000円)
・バリック風サーモン 色彩豊かな野菜のガーランド
魚料理
・ブロッシェのムース ビスクソースとジロル茸のフリカッセ
・舌平目のファルシ 芳醇な白ワインソース アドルフデュグレレ風
主菜
・フランス産ピジョン 新じゃがのコンフィとジロル茸のフリカッセ
・幼鴨のローストナスのファルシとテトラゴンのラヴィオリ
デザート
・エクアトリアルチョコレート ブルーベリーのマルムラードとカシスシャーベット
・ピスタチオのスフレとライチのシャーベット (+500円)

前菜;フォアグラ三皇帝風とバリック風サーモン

フォアグラ三皇帝風はぜひ食べたいと思っていた一皿。壺に入れられたフォアグラのパテを、目の前ですくって盛り付けてくれます。付け合わせにソーテルヌとポートワインのゼリー、ブリオッシュ。中にはトリュフがごろごろ、レーズンじゃないよ(笑)。残念ながら、季節外れのせいかトリュフは香らず。フォアグラ自体も美味しいのだけれど、同じようなスタイルであればアルザスのオーベルジュドリル(本店のほう)に軍配があがります。

バリック風のサーモンは、花弁仕立て。低温で仕上げた上質なスモークサーモンの味わい。

フォアグラ三皇帝風 バリック風サーモン

魚料理:舌平目のファルシとブロッシェのムース

舌平目は中にシャンピニオンなどの詰め物。ソースは古典的な小麦粉のルーを使ったのかな?というような白ワインソースと、香草のソース。ガトー状になっているゆえでしょうか、やや作り置き感がありましたが、味自体はなかなか美味しい。ブロッシェ(カワカマス)のムースは実に舌触り滑らか。ハンペンというよりプリンやフランのよう。

舌平目のファルシブロッシェのムース

主菜:鴨と鳩

名物の鴨料理は胸肉にシンプルな鴨のジュ。柔らかくさすがに美味しいけれど、トゥールダルジャンらしさは、特に感じず。もっとも、メニューにはCANETON(オスの仔鴨)とありました。本来、かの有名なトゥールダルジャンの鴨はPETIT CANARD なので(小さな雄鴨)ですので、別物なのでしょう。名物の鴨のナンバーカードはもらえましたどね。

鳩も古典風のロースト仕上げ、美味しい肉汁のソース。クラシックらしい安心の装いでした。

トゥールダルジャンの鴨料理 DSCF0282

デザート:ピスタチオのスフレとエクアトリルチョコレート

デザートは両方ともにアラカルトから。チョコレートは、まぁ、普通かな(笑)。ピスタチオのスフレは、これでもかの風味と、中には温かいライチ。ソルベもライチ。

ピスタチオのスフレ DSCF0294トゥールダルジャンのチョコレート

食後の紅茶とハーブティー

食後の飲み物は別室のサロンで。ニューオータニ自慢の庭園を望めます。抜群に薫り高いハーブティーがおすすめ。バニラの風味のフィナンシェも美味しい。

DSCF0303
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料理はクラシカルな料理を中心選択したこともあり、目を見張るような斬新さはないけれど、そつなく美味しくいただけました。ランチだけを見れば、ミシュランの1つ星は、まぁ妥当なところでしょう。量はやや少なめかな・・・(こちらが量を必要としないことを事前に伝えたせいかもしれませんが)。料金はグラスの飲み物2つと、エビアンボトル(1500円!!)込みで計30000円ほど。

優雅な雰囲気と、ホテルらしい至れり尽くせりの接客含め、特別なランチとしての用途であれば、素晴らしく喜ばれるでしょうね。

店舗情報

トゥールダルジャン東京店
住所:〒102-8578 東京都千代田区紀尾井町4−1 ホテル ニューオータニ 内 ザ メイン ロビー階
営業時間時間: 17時30分~20時30分 (ランチ営業は不定)
電話: 03-3239-3111
予約:ほぼ必須

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