あさばで美味しい朝食をいただき、土肥金山を見学。
そして、ここまで来たならばと足を伸ばして戸田へ。タカアシガニを食べようという魂胆です。
戸田港のまわりには、いくつもの海鮮料理屋さんが立ち並びますが、タカアシガニを1匹注文せずに、少しだけいただけるのが、「さかなや 魚清」さんということで、こちらへ寄せていただきます。連れと2人で高足ガニ1尾はちょっと大きすぎますので、ありがたや。
タカアシガニ定食\4500也
魚清の店の前の港に車をとめ、いざ入店。
午後2時過ぎでしたが、7~8割の客の入り。人気店ですね。外国のお客様もかなり多い様子。
店の中央にはででんと、タカアシガニ入りの水槽。
これは盛り上がりますね。
注文は刺身定食(いくつか種類がありますが2000円のもの)とタカアシガニ定食!!です。
待つことしばし、やってきましたタカアシガニ定食。
タカアシガニの足が2本に、きちんとカニ味噌もついています。エビと深海魚(ニギス)のフライにご飯と味噌汁付き。
タカアシガニの足は、スルッとむけます。
とっても、食べやすい。
味は・・・うーん、う、薄味かな？水っぽいというのか、甘味が薄いというか・・・、もちろんカニの味はするのですが・・・。
カニ味噌もこってりというよりは、あっさりめ。ややクセがあります。お店の方曰く「カニ味噌ごはん」にすると美味しいとのことですが、好みがわかれるかも。
深海魚ニギスのフライもあっさりふっくらで美味しい。でも、カニを食べている間に冷めてしまいました・・・。
刺身定食と赤エビ塩焼
刺身定食は盛りだくさん。
内容は、アジ、ビンチョウマグロ、ニギス、タコ、深海エビ。
2000円かぁ、ちょいと高め、観光地価格だな・・・と思っていたのですが、これだけのボリュームならば妥当でしょう。質は、まぁ漁師料理ですので、ほどほど。刺身は新しい魚をぶった切ればよいというものではないことは、最近だいぶ知られてきましたものね。
赤エビは標準和名ツノナガチヒロエビ、身は柔らかめ、お店の方曰く、加熱したほうが良いとのこと。今回は塩焼きでいただきましたが、殻もあまり硬くないので、お好きな方は殻ごとばりばりいけるかも。
身は確かに甘味がありますが、クルマエビなどのようにプリプリ感が強いわけではなく、アマエビ系統の食感。伊豆の青みかんを添えてあるのが気が利いていますね。
接客の女性も、忙しそうでしたが、いろいろと気を使っていただきましたし。店の雰囲気は、まぁ、港の食堂という感じで特別ではありませんが、悪くもありません。
永年の宿題だったタカアシガニを食べることができて、大満足。わざわざ足を運ぶかどうかは・・・ですが、戸田に寄った際には十分な選択肢となるお店ではないでしょうか。
