修善寺旅行へ行ってきました。
日曜、月曜の1泊2日です。到着日の日曜の昼食をどこにしようかウロウロ。
有名そば店朴念仁を見てみますが、大行列のため、すぐ近くのこちらさくだへ。
バラックのような店構えに一瞬怯みますが笑、親父さんの明るい掛け声に後押しされ入店。
さくだ@500円おまかせそば
こちらのメニューはワンコイン500円のお任せのみ。
塩そば
ぶっかけorもり
そば湯
が基本のセット。
注文を受けてからそばが、つくられます。といっても、切るのではなく、練られた生地を押し出し式の製麺機にかけるタイプ。韓国の冷麺などと同様の製造法です。
目の前で製麺機からつくられるそばは、なかなか見ごたえがあります。
塩そば@さくだ
その麺をたちまち茹でて、おろしたてのわさび、アルペンザルツとともにいただくのが、名物の塩そば。
こちらぶっかけ。
ぶっかけか、もりはお任せなので選べない建前ですが、こっそりつぶやけば、好みのほうをつくってくれるようです(期待しすぎないように)。2人で行くと、1つずつ提供されます。ぶっかけのほうだけ、じゃがいもの天ぷら1切れがついてくるので、わずかだけB級なお得感があります。つゆは返しがどうとか、というような代物ではなく、家庭的な仕上がり。
個人的にはぶっかけのほうがおすすめでしょうか。
そば自身は、ちょうど端境期故か、10割というには、あまり香りは有りませんでしたが、出来たてでしたので、のど越しが良かった。とはいえ、500円という価格は、あまりにリーズナブル。
なにより、一見強面ながら、実は愉快な親父さんや、当店独特のメニューを、屋台さながらの店舗で食べるのはやはり楽しい。これこそが旅情というものでないでしょうか。美味しい高級手打ちそば店は東京でも、どこにでも、あります。しかし、当店の唯一無二の個性は、なるほど店頭にあるように修善寺名物でしょう。
ちなみに、エアコンはありませんでした。猛暑や寒の時期は、空調を期待せずに訪れましょう。なに、江戸の頃のそば屋台を体験すると思えば、それも一興です。