信濃屋さんで唯一無二の摩訶不思議食感ころかけうどんをいただいてから、とりあえずは多治見観光のメイン虎渓山 永保寺に向かいます・・・。
というふりをして、虎渓公園にある茶屋、若松屋さんにお邪魔します。
いや、もちろん永保寺にも伺いました。予想外にも(失礼!?)、立派なお寺でさりげなく国宝もあったりしてすごいのです。おすすめ(あっさりした改札ですな笑)。
注意点としては、若松屋のある虎渓公園からも永保寺へ続く参道がありますが、かなり整備されていません笑。ですので、永保寺メインの方は、若松屋側ではなく、永保寺の正規の駐車場にとめて歩かれるのが良いかと思います。
若松屋の木の芽田楽とぜんざい(五平餅は売り切れ)
永保寺参詣のあと、若松屋で一休み。そこそこ山登りでしたので、結構大変でした。
注文は名物の木の芽田楽とぜんざい、というか他には五平餅のみというシンプル構成のメニュー。残念ながら目の前で五平餅は売り切れ。
田楽の豆腐も、ぜんざいの餅も、注文を受けてから焼いてくれます(ガス火だけどね)。
木の芽田楽 1人前5本420円!!
田楽は、この季節(10月!!)に木の芽田楽かぁ・・・と思っていたら、案の定、ふつーの豆腐田楽に粉山椒を振りかけたもの、あらまぁ。
と文句を言いましたが、なかなか美味しい。味噌のコク、豆腐の舌触り、粉山椒の香り。そして、なんといっても見た目がよろしい。これだけ見たら、江戸時代の茶店の趣きでしょう。
しかも、この時代に5本で1皿420円という価格が素晴らしいじゃないですか。京都や東京のエラソウにしている高額豆腐料理屋は見習うべきです!! (はぁはぁ・・・いかん、少し興奮してしまった・・・)。
ぜんざい 餅2個入り460円!!
ぜんざいは、甘さ控えめ、あっさり加減の汁に焼餅。個人的には全然アリです。美味しい。
もう、なかなかこのような茶店はないでしょうね・・・。豆腐の田楽を名物にして、昭和の、それも後期ではなく、中期、高度成長期時代に、家族でレジャーに訪れた際に寄る、そんな店構え。絶滅危惧種です。
料理だって、雰囲気だって、1つ1つとりあげれば、語るほどのこともないのですが、やはりそこはノスタルジー、どうか末永く続いてほしい、そんなお店です。