威記粥店@中環・香港;ローカルなお店で安くて美味しい皮蛋痩肉粥と出来立て腸粉

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2017年の香港ゴールデンウィーク旅行1食目は威記粥店(Wai Kee Congee Shop)です。

早朝に香港エクスプエレスで香港国際空港に到着したのは良いものの、市内へのアクセスがなく、1時間ほど空港でごろごろ。その後、バスで油麻地のホテルへ、荷物を預けてこちらへ。空港にいる間にインターネット検索してたどり着きました。近くには生記など、もっと有名なお粥屋さんもあるのですが、ローカルな雰囲気が強そうなこちらを選択です。

威記粥店

香港島の中環の駅から歩いて10分くらいでしょうか。上環の駅との間くらい。僕らは蓮香楼へ行く途中で立ち寄りました、前菜に(笑) 外観はいかにもな、ローカル感。旅行者らしき人は誰もいません。

威記粥店メニュー

事前の予習はなかったのですが、2人でお粥1つと、腸粉のメニューが多く、おすすめっぽかったので、叉焼腸粉を注文。

皮蛋痩肉粥
香港のお粥というと、ついつい注文してしまう皮蛋痩肉粥。細かく切った豚肉と皮蛋がお椀の底に沈んでいます。本来は豚肉は塩漬けのものを使うようですが、最近はフレッシュをそのまま使うことが多いようです。

こちらのお粥は、ダシの味はしっかりと感じるのですが、米は煮込みにより砕けきってポタージュ状。長粒種の米(いわゆるインディカ米ですね)、の特徴でしょう。でんぷんが少ないために、さらりとした優しい仕上がりです。日本でも香港風のお粥を出すお店がありますが、日本のお米ですと、どうしてもねばりがでてしまいもったりとして、本来の味がしません。このサラサラ観こそが、香港に来た!! という旅の空気を引き出してくれるのです。

味付けは、あっさりとした薄めで、具の量もほどほど。価格も安めです。いかにも地元の人が毎日朝食に食べる装い。具だくさんで、味濃いめの有名店ぽさはありません。でも、それがいいですね。旅行中は、常に満腹状態に陥りがちですから、こういうスタートは実に気分が良い、というか気が楽ですね(笑)

叉焼腸粉
こちらの腸粉は注文を受けてから、おばちゃんが米の粉を溶いたものを蒸しあげてくれます。厨房でつくっているのが丸わかりなので、これは盛り上がります。

仕上がりは、もちろん高級点心のようにはいきません。やや厚めでぽってりとした感じですが、出来立てですから、柔らかくとても美味しい。中の叉焼(チャーシュー)は出来合いでしょうから、特筆すべきものではありませんが、卓上のチリソースを少したらすと味わいが引き立つように思います。

料金は上記2つで36香港ドル、日本円で540円!!

素晴らしい香港旅行のスタートとなりました。

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