信濃屋; 1時間茹でる絶妙食感と濃厚色黒かけ汁のころうどんと支那そば@多治見・岐阜

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岐阜旅行1日目、朝9時に名古屋駅に到着後、レンタカーでただちに多治見へ。週3回昼にしか営業しない信濃屋でうどんを食べるためです。連休初日ということで混雑もあり1時間半ほどかかってしまいました。

こちらのお店を知ったのはずいぶんと昔の話、テレビ番組での話。麺は1時間かけてゆでる、仕込みが大変なため、週3日昼のみの営業と、大変なうどん屋があるもんだと思った記憶。でも、岐阜県多治見市は東京からはなかなかに遠く、ついに、ようやく念願を果たせるチャンスというわけです。

信濃屋基礎知識編(歴史・営業日・行列・駐車場)

信濃屋の創業は1930年(昭和5年)、元々は先代が名古屋で開店されていましたが、戦災にあい多治見に移転、その後再開し現在はご子息の2代目がご主人です。現在も当時と変わらないレトロなお店で営業中。

多治見信濃屋

信濃屋は仕込みに手をかけるため、日曜・月曜・火曜・水曜 が休日。つまり営業は木・金・土の昼のみ(売り切れ次第終了)というストイックなお店。信濃屋さんの味を求める客は全国から足を運び、行列することもしばしば。特に土曜日は大混雑とのこと。相席は当たり前で、場所によってはかなり落ち着かないかも。そのあたりは納得して訪れましょう。

実際、我々が訪れた際も開店30分以上前の土曜日の11時前の時点で行列ができていました。その後11時15分くらいに店にはいれてもらえましたが、料理は開店時刻を過ぎるまで提供されません。

駐車場は店の脇だけでなく、近所に第2駐車場があります。店頭の張り紙で確認してください。我々は確認せずに、うろうろしてしまいました。店の近くにコインパーキング等はありません。

ちなみに店内座席数24, 駐車場は14台です。

ころうどん 660円

名物のころかけは、冷たいうどんです。白玉のようにもっちりなめらかな絶妙な舌触りのうどんに、濃厚だけど辛くないかけ汁が美味しい。確かに、これは他にはない美味しさ。一気にすすりこんでしまいます

信濃屋ころうどん

支那そば 880円

信濃屋のもう1つの名物が支那そば。

ころかけのつゆをあたためて、ラードを追加。麺もうどんと違う平打ちの固め。シコシコというよりはコリコリというのか、オリジナルな歯ごたえ、こちらも独特な味わいです。

多治見しなのや支那そば

どちらも小サイズがありますが、並みでも量が多くありませんから、1人で2つ両方食べられます。あえてどちらかといえば、ころかけがおすすめです。

1回転で40~60分かかりますので、タイミングが悪いとそれなりに待ちますが、訪れる価値のある名店です。

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