秋の中津川といえば栗きんとんということで、駅からほど近いすや本店でまずは食べてみました。なるほど、秋の奥深い甘味と香りがさすがに美味しい、というのが前回の記事です。
そしてもう1軒、中津川で栗きんとんといえば、川上屋さん。こちらは駅から少し離れているのですが、中山道の宿場町の面影を残す中津川の街並みを散歩すれば、ほどなく着きます。
こちらもすや本店同様の老舗らしい店構えです。創業は1864年ということで、元禄年間創業300年余の歴史を持つすや本店からすれば、まだまだというとことかもしれませんが、それでも150年余りの歴史を有する、れっきとした老舗なのです。
栗きんとん230円
こちらも栗きんとんのばら売りをしてくださいます。見た目はさほどすや本店と違いはありません。
味のほうは、舌触りは同等か、若干絞りが固めかな。甘さも強い印象です。糖として保水性の高いソルビトールを使用しているとのことで、日持ちに気を使っているのでしょうね。
個人的には、すや本店のほうが自然な印象があり好きですが、一緒に食べた友人は、こちらのほうが好みで、お菓子として美味しいと言っていました。すや本店は素朴に過ぎるとのこと、好みは人それぞれですね。
秋の中津川を訪れた際には、折角ですから食べ比べてみられるのがよろしいかもしれません。
お店の前は車で大変混雑しておりましたので、可能であれば駅前の市営駐車場に車を置かれての食べ歩きがおすすめです。