柳家; 秋は松茸と天然きのこと予約方法も@瑞浪市・岐阜県

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岐阜旅行1日目の夕食は瑞浪の柳家へ。1日目にして早くもクライマックというか、ハイライトです笑。

ご存知の方は知っている(あたりまえ)、長く食べログ全国1位に君臨した郷土料理のお店です。季節の素材を囲炉裏の炭火で焼くというシンプルな料理店ながら、大人気。一見さんお断り、4人以上のグループでないと予約受付不可など、高いハードルがある上、なんといっても岐阜県は瑞浪駅からも、さらに車で40分の道のりと、物理的にも心理的にもいろいろと難しい。

今回は2か月半前に予約をし、その高い高いハードルをようやく超えて、たどり着いた夕食です。

柳家本店2017年10月秋の献立

・蜂の子つくだ煮
・サクラマスの刺身
・落ち鮎塩焼
・鮎一夜干し
・天然キノコ天ぷら
・国産松茸焼
・アジメドジョウのフライ
・鹿フィレとロース焙り焼き
・天然うなぎかば焼き(御飯付き)
・天然きのこ雑炊
・水菓子(マスカット)
これにビールや日本酒を適宜飲んで、大体1.5万円

東京では見かけない、珍しい食材がどんどん出てきます。調理法はいたってシンプルですが、田舎臭さとかはありません。素材は良いけど、調理がな・・・、という印象はほとんど受けませんでした。炭火焼の魔力でしょうか。

さくらますの刺身

海に下ればサクラマス、川に残ればヤマメ。ハラコを添えて。しっとりと上品な脂の乗り。

さくらますの刺身

落ち鮎塩焼

落ち鮎はオス、メスの2匹。子持ちのメスも、もちろん良いですが、身の味はオスでしょうか。この他にも、一夜干しが出て、今年のアユの食べ納め。

落ち鮎塩焼 柳家落ち鮎塩焼き

松茸焼ときのこの天ぷら

秋のハイライトはなんといっても、天然キノコ。まずは松茸。岐阜と長野の県境の山。今年2017年は松茸の出来が例年になく悪く、質も低い様子。どことなく香りが物足りない印象もありますが・・・。でも、やはり1本でてくると、テンションがあがりますね。

いろいろ入った天然きのこの天ぷら。天然のナメコが美味しかった。何より、それぞれに違う野の香りが素晴らしい。

柳家焼松茸

きのこの天ぷら柳家 焼き松茸柳家

鹿ロースとフイレ

本日のメインは鹿肉。柔らかく野生の滋味です。

鹿ロース柳家  鹿フィレ

天然うなぎ蒲焼

蒸さずに地焼のうなぎ。香りが、やはり養殖とは違います。結構、脂ものっていました。

柳家天然うなぎ  柳家天然うなぎ

天然きのこ雑炊

そして、驚くべきはこの雑炊。天然きのこだけの出汁で雑炊。これが実に美味しい。香茸が全体の味をふくらませていて、これはなかなか食べられない味。

天然きのこ雑炊

柳家本店の予約方法

ということで、さすがに食べログ1位!! とこういう書き方はあまりしたくありませんが、岐阜の山中までえっちらおっちら行った甲斐は、やはりあったかと。

価格的にはぎりぎりのところかなとは思いますが、演出含め旅情気分でなら許容範囲。他のシーズンにも訪れてみたくなりました。

予約方法は電話のみ。冒頭にも書きましたが、一見さんお断りですが、グループの中に以前きたことがある人がいればOK。また名古屋の錦店に訪れたことがある方も予約可能です、ちなみに錦店は一見、2人客も大丈夫(ここ大事)。ま、それほど厳密にチェックしているようにも思えませんでしたが・・・(とりあえず訊かれるという感じ)。

食事には2時間以上かかりますので、夕食の場合は時間を考えておくのがベターです。

僕らは、その後恵那ラヂウム温泉館で宿泊しました。

恵那ラヂウム温泉館宿泊記;民家風離れと岩風呂を素泊まりで楽しむ@恵那市・岐阜県
薬師の霊泉 恵那ラジウム温泉館の宿泊記クチコミレビューブログ。瑞浪の柳家で夕食をとる際に予約しました。離れで温泉付きの素泊まりでしたが、非常にリーズナブルで満足しました。

柳家
住所:〒509-6361 岐阜県瑞浪市陶町猿爪573−27
営業時間: 12:00~15:00 17:00~22:00
電話: 0572-65-2102

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